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2003年10月06日
報道関係者各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
2004 年2月期中間(連結・単独)業績予想の修正について
アルバイト・パート向け無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:東京日本橋、代表:鈴木秀和、ジャスダック上場、コード:2341)は、2003 年4 月17 日付「2003 年2 月期決算短信(連結)」及び同日付「2003 年2 月期個別財務諸表の概要」にて発表致しました業績予想を、下記の通り修正致します。

代表取締役社長鈴木秀和のコメント
「連結・単独ともに利益面で予算を大幅に超える見通しになったことを嬉しく思います。主な要因は、グループ全体における販管費の抑制と、連結子会社ソシオにおける売上高の増加です。
主力の無料求人情報誌『DOMO』は、静岡県内では高シェアゆえに市場全体の不振を受け苦戦しましたが、首都圏では予算通り高成長を達成できました。6 月に創刊した『DOMO』名古屋版は、計画通り順調に市場浸透が図れています。
一方、コスト面では人件費を中心に販管費が抑制され、利益が大きく増加する見込みとなりました。静岡県内では、市場の変調を受け、更なる一人当たりの生産性の向上を図りました。
首都圏については、『DOMO』の最大の強みである"応募効果"を軸にした優良顧客の囲い込みに注力した結果、求人広告1 件当たりの売上高が大幅に増加し、生産性が向上しました。
その結果、首都圏では期初の計画ほど増員せずに予算を達成することができました。
グループ企業については、人材派遣事業を行うソシオが、事業環境の好転を受け、連結売上高の牽引役となりました。また、ソシオは、売上高の増加に加え、ローコストオペレーションの追求により、利益率が予算比で大幅に改善しております。
なお、通期業績予想については、10 月20 日に予定しております中間決算発表時に改めてお知らせいたします。」

■2004 年2 月期中間業績予想の修正等(2003年3月1日~2003年8月31日)
1. 業績予想の修正
(連結業績予想)(単位:百万円)
 売上高経常利益中間純利益1株当たり
中間純利益
前回予想(A)6,374376173¥31.03
今回修正(B)6,507503255¥45.59
増減額(B - A)13312681 
増減率2.1%33.6%46.9% 
前中間期実績
(2003年2月期中間)
5,574333136¥27.58
(単独業績予想)(単位:百万円)
 売上高経常利益中間純利益1株当たり
中間純利益
前回予想(A)3,584385180¥32.29
今回修正(B)3,464433216¥38.59
増減額(B - A)△1194735 
増減率△3.3%12.4%19.5% 
前中間期実績
(2003年2月期中間)
2,847372176¥35.72
2. 修正理由
売上高は、単独ベースで予算比3.3%の未達、連結ベースで同2.1%の超過の見込みとなりました。

単独ベースで売上高が予算未達となった要因は、当社の主力商品である無料求人情報誌『DOMO』において、売上高構成比率の大きい静岡3 版(静岡県東部版・中部版・西部版)が市場の影響を受け、予算を下回る着地となったためです。静岡県内における求人広告件数の市場シェアは現在6割を超えており、市場の影響は不可避な状況です。社団法人全国求人情報協会(ホームページ:http://www.zenkyukyo.or.jp/ )の資料によると、全国的に5月以降アルバイト・パート系の求人広告件数が前年比で減少傾向にあります。静岡県内でも同様の状況が発生し、『DOMO』静岡3 版の売上は予算を下回る結果となりました。

一方、成長の中心を担っている『DOMO』首都圏版は予算通り高成長を達成しました。求人広告1 件当たりの平均応募者数を示す「応募効果」が高い媒体としての認知が進み、大量の人材を採用する大手ナショナルチェーン、人材派遣会社、業務請負会社などによる広告出稿が顕著に増加しました。また、割引価格が適用される新規顧客の有料顧客化が着実に進みました。その結果、求人広告1 件当たりの売上高(客注単価)は大幅に増加しました。

連結ベースで売上高が予算超過となった要因は、人材派遣事業を行う株式会社ソシオ(連結子会社)が、事業環境の好転、きめ細かい顧客サービスの徹底などにより、売上高で予算比約1 割の大幅な増加となったためです。特に、市場シェアの高い静岡では前年比2 割以上増加しました。

経常利益は、単独ベースで予算比12.4%の超過、連結ベースで同33.6%の超過の見込みとなりました。中間純利益は、単独ベースで予算比19.5%の超過、連結ベースで同46.9%の超過の見込みとなりました。

利益面で大幅な上方修正となったのは、大きく2 つの要因があります。1 つ目の要因としては、アルバイトタイムスを中心にグループ全体で、人件費を中心とした販売費及び一般管理費(販管費)が予算比で抑制されたためです。アルバイトタイムスを地域別に見ると、静岡県内において、上記の市場の変調を受け、営業員一人当たりの生産性の向上をさらに追求し、期初の増員計画を見送りました。首都圏では、上記の「客注単価」の上昇を受け、生産性が向上したため、期初の計画ほど増員せずに予算を達成することができる見込みとなったため、中間期では利益の上積みを図りました。2 つ目の要因としては、上記の通り、連結子会社ソシオにおける利益の増加です。売上増加に加え、販管費を予算比でさらに抑制したことで、利益率が大幅に改善しました。
■2004 年2月期通期業績予想の修正等(2003年3月1日~2004年2月29日)
1. 業績予想の修正
2004年2月期通期業績予想については、10月20日(月)に予定しております中間決算発表時に改めてお知らせいたします。
2. ご参考:期初の通期予想と前期の通期実績
(連結)(単位:百万円)
 売上高経常利益中間純利益1株当たり
中間純利益
今期予想
(2004 年2月期)
13,7021,387678¥121.16
前期実績
(2003年2月期)
11,7661,082565¥110.85
増減額(B - A)1,935304112 
増減率16.5%28.2%19.9% 
(単独)(単位:百万円)
 売上高経常利益中間純利益1株当たり
中間純利益
今期予想
(2004 年2月期)
7,8511,235602¥107.51
前期実績
(2003年2月期)
6,2201,117519¥101.69
増減額(B - A)1,63111782 
増減率26.2%10.5%16.0% 
■免責事項
本資料に掲載されている、アルバイトタイムスグループ(株式会社アルバイトタイムス及びその子会社・関連会社)の予想数値あるいは将来に関する記述の部分は、現在入手可能な情報から得られたアルバイトタイムスグループの経営陣の判断に基づいています。
しかし、業績予想の数値は実際の業績と異なるリスクを内包していることにご注意ください。アルバイトタイムスグループは、常に最新の情報提供に努めますが、実際の業績は、業績予想以後に実際に生じる市場動向、経済情勢、消費動向、社内事情等の影響を受ける等の事情により、当社経営陣が予想した数値と大きく異なることもありえます。

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