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JASDAQ
2004年07月14日
各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
子会社の異動に関するお知らせ
アルバイト・パート向け無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:東京日本橋、代表:鈴木秀和、ジャスダック上場、コード:2341)は、本日開催の当社取締役会において、当社連結子会社である株式会社ジョブカレッジ(保有比率:51%)をMBO(マネジメント・バイ・アウト)方式により、2004年7月末をもって当該子会社の役員に全株式を譲渡することを決議いたしました。
■ 事業売却の背景
株式会社ジョブカレッジは、2002年9月に設立し、主に首都圏の新卒学生向けに就職活動の支援サービスを事業として行っています。自己啓発や面接マナーといったありきたりの就職活動支援ではなく、各企業の人事選考の「傾向と対策」を徹底的に指導することで、「内定」という明確な結果を追求するサービスです。就職率・内定率の向上が急務となっている大学には非常に魅力的なサービスであるため、契約した首都圏の大学2校では公式カリキュラムに組み入れられるなど、一定の成果が得られました。

しかしながら、その後創業時の計画通りには進捗せず、事業計画の練り直しに着手したところ、今後事業を継続する上で追加投資の必要性が認められる一方で、創業時に期待していたほどの事業規模や収益に到達するには相当時間がかかると見込まれたため、経営資源の最適配分の観点から事業売却に着手すべきとの結論に至りました。
■ 代表取締役社長 鈴木秀和のコメント
「今回、事業売却を決定しましたことを非常に残念に思っております。当初期待していたほどの市場規模及び成長スピードに届くには相当の時間が必要であるため決断しましたが、既存の契約大学や受講生からの評価は高く、子会社役員の事業意欲も強いことから、事業自体は継続できるようMBOによる事業売却を選択しました。
経営資源の最適配分のため、高成長を続ける『DOMO』を中心とした事業の選択と集中をこの2・3年で進めてきておりますが、一方で5年、10年先を見据えると『DOMO』の次なる収益の柱を模索しなければなりません。「雇用の流動化」「情報の無料化」に加え、「若年雇用」を新たなキーワードとして今後も新規事業に積極的に挑戦していく姿勢に変わりはありません。」
■ 子会社業績と当社への影響度
1. 子会社業績及び連結業績に占める割合(2004年2月期)
科目子会社単体連結連結に占める割合
売上高30百万円13,957百万円0.2%(対連結売上高)
営業利益▲17百万円1,515百万円 
経常利益▲18百万円1,512百万円 
当期純利益▲20百万円881百万円 
流動資産5百万円5,219百万円0.1%(対連結株主資本)
固定資産2百万円1,874百万円0.0%(対連結株主資本)
総資産7百万円7,093百万円0.2%(対連結株主資本)
流動負債15百万円2,080百万円0.3%(対連結株主資本)
固定負債29百万円6百万円0.6%(対連結株主資本)
株主資本▲36百万円5,015百万円 
(注)「連結に占める割合」が空欄の箇所は子会社単体が損失あるいは欠損のため記載しておりません。
2. 損失見込み額
科目金額影響度
関係会社株式売却損5百万円0.8%(対連結税金等調整前中間純利益見通し)
関係会社貸倒損失33百万円5.3%(対連結税金等調整前中間純利益見通し)
3. 子会社期初業績見通し及び連結業績見通しに占める割合(2005年2月期下半期)
科目子会社単体連結連結に占める割合
売上高60百万円8,699百万円0.7%
営業利益26百万円950百万円2.8%
経常利益26百万円954百万円2.8%
当期純利益26百万円544百万円4.8%
MBOによる損失額は、関係会社株式売却損約5百万円、関係会社貸倒損失約3千3百万円を見込んでおりますが、業績に与える影響は軽微です。また、2005年2月期下半期業績見通しへの影響度は上記の通り軽微であるため、この影響による2005年2月期業績見通しの変更はありません。
■ 子会社の概要(2004年2月29日現在)
商号株式会社ジョブカレッジ
代表者代表取締役社長 杉村鉄
所在地東京都中央区日本橋2-1-14 日本橋加藤ビルディング
設立年月日2002年9月18日
事業内容新卒学生向け就職活動支援事業
従業員数1名(正社員のみ)
資本金1,000万円
株主構成及び所有割合株式会社アルバイトタイムス51%、杉村鉄49%保有
発行済株式総数200株

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