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JASDAQ
2004年09月08日
各位
会社名: 株式会社アルバイトタイムス
代表者の役職名: 代表取締役社長 鈴木秀和
(コード番号:2341)
中間業績予想の上方修正のお知らせ
期初予想を上回る求人広告の増加により売上・利益共に上方修正 利益の上積み分は先行投資前倒しの原資へ充当
アルバイト・パート向け無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を編集・発行する株式会社アルバイトタイムス(本社:東京日本橋、代表:鈴木秀和、ジャスダック上場、コード:2341)は、本日開催の取締役会において、2004年8月中間期業績予想(連結・単体)が期初予想を上回ることが確実であると判断したため、お知らせいたします。
■ 2004年8月中間期業績予想の修正(2004年3月1日~2004年8月31日)
1. 業績予想の修正
業績概況(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高8,2728,0262453.1%6,507
売上原価3,8373,915△77△2.0%3,308
売上総利益4,4354,1113237.9%3,199
販管費3,4173,424△7△0.2%2,694
営業利益1,01868733048.1%504
経常利益1,02269233047.7%502
税引前中間純利益92963029947.5%456
中間純利益54035218853.4%254
EPS¥48.07¥31.34  ¥45.52
(注)EPS: 1株当たり当期純利益(今中間期予想は共に11,242,080株で算出)
(単体)(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高5,1164,7433727.9%3,464
売上原価1,2351,198363.0%881
売上総利益3,8803,5443369.5%2,583
販管費2,9192,864551.9%2,154
営業利益96168028141.3%428
経常利益97269227940.4%433
税引前中間純利益87763024739.3%380
中間純利益51436914539.4%216
EPS*¥45.79¥32.84  ¥38.59
DPS*  
(注)1. EPS: 1株当たり当期純利益(今中間期予想は共に11,242,080株で算出)
2. DPS: 1株当たり配当金
(DOMO版別売上高)(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
DOMO合計4,5434,2163267.7%2,909
首都圏版1,4511,473△22△1.5%830
ヨコハマ版4774166114.7%262
静岡3版2,2351,96527013.7%1,794
名古屋版35935451.4%22
大阪版18612195.3%
2. 業績予想の修正理由
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中間期の業績予想を修正する最大の要因は、アルバイトタイムス単体の業績が期初予想を大きく上回る見込みとなったことです。子会社については、総じてほぼ期初予想通りの見込みとなりました。

アルバイトタイムス単体の業績が期初予想を上回る見込みとなった最大の要因は、静岡県内の求人広告が予想以上に増加し、『DOMO』静岡3版の売上高が期初予想を大きく上回っていることです。

期初予想が慎重な見通しとなった理由は、従来は景気に遅行する傾向にあった求人サイクルが、近年はほぼ景気に連動する傾向が見られ、市場の見通しが非常に難しくなってきていることです。景気に連動するようになってきた最大の要因は、雇用の流動化と規制緩和の恩恵を受けた人材派遣や業務請負といった人材サービス業の拡大と考えられます。

「人材サービスを積極的に活用することで、必要な時期に必要な人員を確保する。そのことによって収益力を向上させていく。」このような考え方が一般的になりつつあります。つまり、もはや人的投資は設備投資に近い考え方になっているのです。そのため、今後の求人サイクルはより景気に連動していくと考えられます。

期初予想策定時には景況感の改善が確かなものになりつつありましたが、一方で円高などの影響が年後半に表れるといった懸念も少なくありませんでした。そのため、今第2四半期より増加率が鈍化し、今第3四半期には前年比で減少に転じると見込んでいました。ところが予想以上の景況感の改善が求人市場を押し上げた結果、特に市場シェアの高い静岡3版がその恩恵を受けました。

その他の『DOMO』の状況としては、ヨコハマ版が期初予想を上回る見込みとなりました。これは、前下半期より取り組んできた競合無料誌との差別化が予想以上に成果として表れたことによるものです。国内最大の市場に展開する首都圏版は、第2四半期では期初予想を上回って推移し、第1四半期で遅れた分を取り戻す見込みとなりました。

名古屋版は期初予想通り順調に拡大し、通期黒字化がより確実なものとなりつつあります。6月に創刊した大阪版は計画通りのスタートを切ることができました。

費用面では、増収により売上原価及び販管費が増加しましたが、増収によりこれらの費用の増加を吸収する見込みです。その結果、営業利益から当期純利益まで期初予想を大幅に上回る見込みとなりました。
■ 2005年2月期業績予想の修正(2004年3月1日~2005年2月28日)
1. 下半期業績予想の修正
(連結)(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高8,8928,6991932.2%7,449
売上原価4,2674,1521142.8%3,599
売上総利益4,6254,546781.7%3,849
販管費3,9573,59536110.1%2,838
営業利益667950△283△29.8%1,010
経常利益672954△282△29.6%1,010
税引前純利益664947△282△29.8%989
当期純利益389544△154△28.4%626
EPS¥34.63¥48.39  ¥111.77
(注)EPS: 1株当たり当期純利益(今中間期予想は共に11,242,080株で算出)
(単体)(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高5,4445,1872565.0%4,327
売上原価1,4141,2941199.2%1,055
売上総利益4,0293,8921373.5%3,271
販管費3,4623,04741513.6%2,332
営業利益567845△278△32.9%939
経常利益578856△278△32.5%944
税引前純利益570849△278△32.8%921
当期純利益334497△162△32.8%548
EPS*¥29.75¥44.24  ¥97.73
(注)1. EPS: 1株当たり当期純利益(今中間期予想は共に11,242,080株で算出)
2. DPS: 1株当たり配当金
2. 通期業績予想の修正
(連結)(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高17,16516,7264392.6%13,957
売上原価8,1048,067370.5%6,908
売上総利益9,0608,6584024.6%7,048
販管費7,3747,0203545.1%5,532
営業利益1,6851,638472.9%1,515
経常利益1,6941,647472.9%1,512
税引前純利益1,5931,577161.1%1,445
当期純利益929896333.7%881
EPS¥82.71¥79.74  ¥157.34
(注)EPS: 1株当たり当期純利益(今中間期予想は共に11,242,080株で算出)
(単体)(単位:百万円)
 今回予想
(A)
前回予想
(B)
増減額
(A-B)
増減率
(A/B-1)
前年実績
売上高10,5609,9306296.3%7,792
売上原価2,6492,4931566.3%1,937
売上総利益7,9107,4364736.4%5,854
販管費6,3825,9114708.0%4,487
営業利益1,5281,52530.2%1,367
経常利益1,5501,54910.1%1,377
税引前純利益1,4481,479△30△2.1%1,301
当期純利益849866△17△2.0%764
EPS*¥75.54¥77.08  ¥136.37
DPS*¥8.00¥8.00  ¥14.00
(注)1. EPS: 1株当たり当期純利益(今中間期予想は共に11,242,080株で算出)
2. DPS: 1株当たり配当金
3. 業績予想の修正理由
売上高は『DOMO』を中心に期初予想を上回る見込みです。その牽引役である静岡3版については、期初予想を上回って推移するものの、前年比の増加率は徐々に鈍化していく見込みです。足元の状況は引き続き好調ですが、歴史的な原油高による景気への影響は不透明であるため、電子部品や自動車といった製造業の恩恵を受けている静岡県内(特に西部地区)の先行きには慎重にならざるを得ません。

利益は通期で期初予想とほぼ同水準となる見込みです。これまでの経営方針に基づき、期初予想を上回る利益については、次なる先行投資に充当するためです。具体的な先行投資の中身については、現在詳細をまとめており、10月中旬に予定している中間決算発表までには公表する予定です。
■ 代表取締役社長 鈴木秀和のコメント
「期初予想を上回る業績の達成が確実となったことを嬉しく思います。特に今回は、期初予想を上回る増収による増益見込みであるため、今まで以上に前向きに捉えています。

景気回復の後押しも大きな要因の一つですが、クライアント(広告主)が求めているレスポンス(応募者数)を他社よりも高めることができている結果だと受け止めています。その表れの1つとして、1広告当たりの平均単価の上昇が挙げられます。この中間期では、『DOMO』全版平均で前年比16%伸びています。

通期の業績予想については、中間業績の上方修正を受け、『DOMO』静岡3版を中心に売上を上方修正しましたが、来期以降に考えていた先行投資を前倒すため、利益は期初予想を据え置きました。

東京・横浜・名古屋において期初予想通りの高成長を継続し、大阪では計画通りのスタートを切ることができ、我々の戦略及びマーケティング力に対する自信を深めることができました。それに加えて、静岡県内における予想以上の需要の増加により利益の上積みが期待できるようになったため、これまでの経営方針通り、成長を加速させる投資に充当することを決断しました。その具体的な投資内容については中間決算発表までにお話できる予定です。」

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